ブログ 2026年6月1日
交通事故後遺症:ハンドルを握るたびに胸がドキドキします
崔長赫(チェ・ジャンヒョク)
院長
✅ まず結論
「接触事故は軽いものでしたが、ハンドルを握ると手が震えて呼吸ができなくなります。」
診察室で最も頻繁に聞く訴えです。
結論から言うと、意志が弱いために生じた問題ではありません。
👉脳が事故当時の衝撃を
今も続いている危機的状況として誤認しているだけです。
💬 患者さんの共通した誤解
「私は敏感になってしまったようです」
「臆病になってしまったようです」
➡️ これは事実ではありません。
この症状は単なる恐れではなく
心的外傷後ストレス反応(PTSDスペクトラム)に該当する急性不安反応です。
📢 今、体は
猛獣に出会ったかのように警報を鳴らしている状態です。
無理に抑え込むのではなく、信号を理解して消す必要があります。
▶️ Action | 今日からすぐにできる3つのこと
① 無理な自分での運転中止(2週間)
不安が強い時期には運転を止めることが治療です。
通勤・退勤は公共交通機関に切り替えてください。
ハンドルを手放すこと自体が脳に「今は安全だ」という信号です。
② 運転中に不安を感じたら → 4-7-8呼吸法
4秒かけて鼻からゆっくり吸う
7秒息を止める
8秒かけて口からゆっくり吐く
➡️ 過興奮した交感神経をオフにし、
➡️ 副交感神経(ブレーキ)を目覚めさせます。
③ 服用中の薬、今すぐ確認
薬の袋に「眠気を引き起こす」という記載がないか確認
ある場合は
昼間の薬は中止
運転の6時間前の服用は避ける
📌 薬の調整なしで運転することは非常に危険です。
⚠️ Warning | 必ず知っておくべき危険信号
❌ 神経安定剤・抗不安薬服用直後の運転禁止
中枢神経抑制により
眠気反応
反応速度の低下
判断力の低下
➡️ 胸のドキドキが減ったからといって安全になったわけではありません。
🚨 これは飲酒運転と同レベルの危険性を持つ可能性があり
2次事故につながる可能性があります。
必ず
眠気反応を確認
意識がはっきりした状態でのみ運転
🧠 The Why | なぜこのような症状が生じるのか?🔧 自律神経系=自動車
交感神経→アクセル
副交感神経→ブレーキ
交通事故後遺症患者は
👉 ブレーキが故障したままアクセルだけを踏んでいる状態です。
🔍 Deep Dive | ブレーキはなぜ故障したのか?事故の衝撃→首・頸椎の筋肉の硬直
硬直した筋肉→脳へ向かう信号が歪む
結果:
休息信号の遮断
戦闘モードの持続
冷汗、過呼吸、パニック反応の発生
📌 だからこそ首の治療と自律神経の回復が重要なのです。
📊 Proof | 実際のケース
👤 CASE
30代営業課長 金さん
神経精神科の薬服用後
→ 重要な会議中に眠気
→ 業務に支障が出て来院
🛠️ 治療戦略
眠気を引き起こす薬物の回避
心臓の過負荷を冷ます漢方薬
頸椎・首の緊張矯正治療と並行
📈 結果(測定)
治療3週間後
運転恐怖指数が80%以上低下
「頭がクリアな状態で運転できる」
長距離外出業務に正常復帰

🌿 Closing | まとめ
事故の記憶は時間とともに薄れます。
しかし体に残った緊張は治療なしには残ります。
運転中に
重要なプレゼン発表中に
会議室で
心臓がドキドキしない平静さ、
眠くない明晰な精神状態へと回復するようお手伝いします。
恐れと向き合ったあなたへ、
今こそ安全な日常へ戻る時間です。
✍️ 同济堂韓医院院長 チェ・ジャンヒョク監修