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漢方クリニックでも血液検査をするのですか?
ブログ 2026年6月14日

漢方クリニックでも血液検査をするのですか?

崔長赫(チェ・ジャンヒョク)
崔長赫(チェ・ジャンヒョク)
院長

image.jpg🧾 まず答えます | 核心結論

「漢方クリニックでも血液検査をするのですか?」
診療室で最も多く聞く質問の一つです。

はい、します。
保健福祉部の権限解釈(1995年、2014年、2016年再確認)に従い
漢方医は採血および自動化血液検査機器の使用が可能です。

当院では2010年から院内で直接採血し、自動化検査機器で直ちに検査を進めてきました。

そしてこの検査は漢方医学的診断の正確さを一段階引き上げるのに大きな役割を果たしています。

image.jpg🧠 理由 | なぜ漢方医に血液検査が必要なのか

漢方医学といえば脈診(脈診)と舌診(舌診)だけを思い浮かべる方が多いです。
もちろん脈診と舌診は漢方医学診断の核です。

しかし脈診で甲状腺数値を知ることはできません。
脈診で血糖値やコレステロール値を正確に把握するのも難しいです。

血液検査を一緒に活用することで変わったのは、
「なぜこの症状が生じたのか」原因を数値で確認できるようになったということです。

患者様に「肝臓の数値が高いからこのような症状が出ているのです」と
目に見える根拠と共に説明できるようになりました。

処方の方向もより正確になりました。
同じ疲労症状でも、鉄分不足による疲労と甲状腺問題による疲労は処方が完全に異なります。

📊 証拠 | 19年間の臨床経験

📌漢方薬処方での活用
血液検査が特に役立つ状況があります。
✔ ダイエット漢方薬処方前 ✔ 慢性疲労・倦怠感漢方薬処方前 ✔ 女性疾患(月経不順、更年期)漢方薬処方前
このような場合、症状だけを見て処方すると根本原因を見落とすことができます。

血液検査で原因を先に確認し、それに合わせた処方をすれば効果がはるかに早いです。

image.jpg📌脈診だけでは見つけにくいもの
漢方医学の脈診で全てを見つけることはできません。血液検査を一緒に活用することで処方の方向を変えた事例が複数ありました。

ケース1. どんなに寝ても疲れている30代女性
慢性疲労で来院した30代女性。問診上は気虚(氣虛)所見でしたが、何か他にあるように見えました。血液検査をしてみるとフェリチン(貯蔵鉄)の数値が底を尽きていました。ヘモグロビンは正常範囲でしたが、貯蔵鉄が枯渇した「隠れた貧血」状態。→ 補気(補氣)処方に補血(補血)方向を追加して治療し、1ヶ月で「朝起きるのが変わった」とおっしゃいました。

ケース2. 痩せない理由——甲状腺
ダイエット患者の中で、食事管理を徹底しているのに痩せない場合。血液検査でTSH数値が高く出ました。甲状腺機能低下。→ 単純なダイエット処方ではなく、甲状腺機能回復を優先する処方に変更して進めました。

ケース3. 消化不良だと思っていたら——肝臓数値異常
胸が張り、食欲がない40代男性。問診と脈診上は脾胃(脾胃)虚弱所見でした。しかし血液検査でAST、ALT(肝臓数値)が正常の3倍。お聞きしたら健康補助食品を複数摂取されていました。→ 脾胃処方の代わりに肝機能回復処方に変更し、不要な補助食品を整理した後に改善されました。

ケース4. 月経不順と多嚢胞性卵巣症候群
月経が不規則な20代女性。血液検査で男性ホルモン(テストステロン)が高く出ました。インスリン抵抗性も確認されました。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)でした。→ 単純な月経不順処方ではなく、ホルモンバランスとインスリン抵抗性を一緒に考慮した処方で治療しました。

もし脈診と問診だけで判断していたら、これらの患者様に合わない処方をして患者さんも医者も困ったことになったかもしれません。

image.jpg🚨 警告 | 必ず知るべき点

血液検査は漢方医学診断の「補助手段」です。
超音波と同様に、血液検査数値が全てではありません。

臨床で頻繁に見られるケースがあります。

✔ 検査数値は全て正常なのに体は確かに痛い場合 血液検査正常範囲内にあっても、機能的に低下している状態かもしれません。このような場合漢方医学的検査で見つけることが多いです。

✔ 反対に数値は少し高いのに症状が全くない場合 数値だけに過度に反応する必要はありません。全体の文脈を一緒に見るべきです。

そのため診断の主体は漢方医であり、血液検査はその判断を助けるツールです。
患者さんを直接見て、聞いて、触れる漢方医学的検査が最初であり、
血液検査はその判断を確認し補完する役割を果たします。

数値がいくらきれいでも、ツールを解釈する人の経験と判断が鍵です。

image.jpg「漢方クリニックでも血液検査をするのですか?」
これからはこの質問に自信を持って答えられます。
はい、します。

漢方医学の伝統的診断と現代的検査ツールの組み合わせ。
当院が2007年から19年間積み重ねた経験です。

原因不明の疲労、なかなか落ちない体重、繰り返される消化不良——一人で抱え込む必要はありません。
体質と検査結果を一緒に見ることができる相談をご希望でしたら、いつでも気軽にお問い合わせください。

✍️ 東制堂漢方クリニック院長 チェ・ジャンヒョク監修

❓ FAQ
Q. 漢方クリニックの血液検査と病院の血液検査は異なりますか?
検査項目と機器は同じです。当院では院内自動化検査機器で直接検査するため結果も迅速です。ただし検査結果を漢方医学的診断(脈診、問診、舌診)と一緒に解釈する点が異なります。必要な場合は上級病院の精密検査をお勧めすることもあります。

Q. どのような検査項目を見ていますか?
症状と目的によって異なりますが、主に一般血液検査(CBC)、肝機能、腎機能、甲状腺機能、血糖、コレステロール、鉄分数値、炎症数値などを確認します。女性疾患の場合はホルモン検査を追加することもあります。

Q. 血液検査結果が正常なら病気ではないのですか?
いいえ。数値が正常範囲内にあっても、機能的に低下している状態かもしれません。例えばフェリチン(貯蔵鉄)が正常下限値近くなら、数値上は「正常」ですが体はすでに鉄分不足症状を感じているかもしれません。そのため漢方医学的検査と一緒に総合的に判断します。

Q. 漢方薬を処方されるのになぜ血液検査をするのですか?
同じ症状でも原因が異なれば処方が完全に異なります。疲労が鉄分不足なのか、甲状腺問題なのか、肝機能異常なのかによって治療方向が変わります。正確な原因を知る必要があって初めて正確な処方ができます。

Q. 血液検査結果はどのくらいかかりますか?
院内に自動化検査機器を備えているため、採血後1時間以内、遅くても翌日には結果が出ます。結果が出ると直接説明しながら治療方向を一緒に相談します。

Q. 漢方医が血液検査処方するのは合法ですか?
保健福祉部は1995年の権限解釈で漢方医の採血が可能であると示し、2014年には「検査結果が自動的に数値化されて出力される血液検査機器を漢方医が使用することは可能である」と追加解釈しました。2016年にも同じ立場を再確認しました。当院では2010年から院内自動化検査機器で血液検査を進めています。

📚 参考資料
[法律・行政]
医療法第2条 - 漢方医は漢方医療と漢方保健指導に従事することを任務とする https://www.law.go.kr/LSW/lsInfoP.do?lsiSeq=243547#0000

保健福祉部権限解釈(医政65507-914、1995年8月4日) - 漢方医採血及び臨床検査可能 保健福祉部(2014年3月19日) - 自動化血液検査機器漢方医使用可能解釈 保健福祉部(2016年9月8日) - 1995年権限解釈立場変わらず再確認 https://www.medicaltimes.com/Mobile/News/NewsView.html?ID=1126555

[医学]
韓国漢方医薬振興院(NIKOM) - 漢方標準臨床診療指針開発・配布事業 https://nikom.or.kr/nckm/html.do?menu_idx=43

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崔長赫(チェ・ジャンヒョク)

崔長赫(チェ・ジャンヒョク) 院長

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