
Q 韓医院では胸の痛みをどんな順序で診療しますか。初めて受診する33歳の女性です。
A まず緊急のサインと、心臓・肺の原因が除外されているかを確認し、次に痛みが再現される動作と圧痛点を手で探します。そのあと硬い部位を鍼治療でゆるめながら反応を見て、必要に応じてお灸や体質に合わせた韓方薬を加えます。最後に痛みを作る生活条件を整えます。
詳細回答
第1段階は安全の確認です。痛みの性質、続く時間、随伴症状を確認して緊急のサインがないか見て、心臓の検査を受けたことがあるかお尋ねします。受けていない場合は検査を先におすすめすることもあります。
第2段階は原因部位を探すことです。腕を上げたり体をひねったりしてどの方向で痛みが出るか、押したとき痛む点はどこかを確認します。第3段階は治療で、確認された部位とそれにつながる首・背中の緊張を一緒にゆるめていきます。第4段階は再発管理で、座り方・寝る姿勢・運動のやり方のうち実際に変えられる一つ二つを決めます。
漢方クリニックの観点
同じ胸痛でも原因部位が違えば治療点が変わるため、初診では問診と触診に時間をかけます。治療を始めたあとは毎回、痛みの強さと再現動作を改めて確認して計画を修正します。最初に立てた計画をそのまま押し通さず、反応に合わせて調整するのが原則です。
