
Q 東仁川に長く住んでいる20代の女性です。引っ掻いたことでできた傷跡と色素沈着があります。治療を受ければこの跡も消えますか?
A アトピーによる色素沈着や苔癬化(皮膚が厚くなったもの)は、炎症が十分に引けば徐々に薄くなります。色素沈着は数か月〜1年以上かかる場合もあり、深い引っ掻き傷の跡は完全除去が難しい場合があります。何より再引っ掻きを防ぐことが最も重要です。
詳細回答
アトピー性皮膚炎で引っ掻きが繰り返されると2種類の皮膚変化が生じます。①苔癬化(lichenification)—皮膚が厚くなり革のように固くなる現象で、炎症が十分に抑制されると数か月かけて柔らかくなります。②色素沈着(post-inflammatory hyperpigmentation)—炎症後にメラニンが沈着したものです。通常6か月〜2年かけて薄くなりますが個人差が大きいです。
回復を助ける方法:①炎症を素早く抑えて引っ掻き自体を減らす、②紫外線防止(色素沈着の悪化防止)、③保湿剤で皮膚再生環境を維持、④必要なら皮膚科でレーザー・ビタミンCイオン導入などを併行。深い引っ掻き傷(真皮層まで損傷)は傷跡治療の領域なため皮膚科相談が必要です。
漢方クリニックの観点
漢方外治の麻風膏(まふうこう)と漢方煎じ水洗浄は皮膚再生を助け色素沈着を緩和するのに活用されます。内部的には血虚を補う四物湯・当帰飲子処方が皮膚再生に必要な血と津液を供給します。色素沈着が強い場合は桃仁(とうにん)・紅花(こうか)を加味して瘀血を解き皮膚循環を改善する処方を追加します。
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