
Q 寒い日や食べ過ぎた日にとくに胸が痛む44歳の女性です。天気や食べ物も影響しますか。
A 冷たい空気に触れると上半身の筋肉が反射的に縮こまり、すでに硬かった部位の痛みが目立つことがあります。食べ過ぎや遅い夜食でお腹が張ると横隔膜が押し上げられて呼吸が浅くなり、胸が苦しかったり痛く感じられたりもします。どちらも痛みを作る原因というより、あった痛みを大きくする条件に近いものです。
詳細回答
寒い日に肩をすくめて歩くと、首と背中の筋肉が縮んだ状態で保たれます。その状態では肋骨の動きも減るため、普段より痛みが出やすくなります。冬の外出時に首と肩を覆って体温を守るだけでも違いが出ます。
食事の面では、一度に多く食べる習慣、寝る直前の食事、飲みすぎが影響します。お腹がいっぱいの状態で横になると、胸の下が押される感じと痛みが重なって不快感が強まります。夕食は就寝の3時間前までに終え、一食の量を減らして分けて召し上がるほうがよいでしょう。
漢方クリニックの観点
韓医学では体が冷えて消化が弱い方に上半身の凝りが生じやすいと考えます。冷たい部位にはお灸を使って巡りを助け、消化が滞って胸がさらに不快になる方には体質に合わせた韓方薬で脾胃の働きも一緒に整えます。痛みの治療と食習慣の調整を一緒に進める理由がここにあります。
