
Q オフィスで合間にできるストレッチはありますか。座っていると胸が締めつけられる36歳の会社員です。
A 胸の前を開く動作と背中の上部を動かす動作を、1時間に一度、1〜2分ずつ行うだけでも痛みがたまる速さが変わります。痛みがある間は反動をつけず、楽な範囲までだけ伸ばします。ストレッチより大切なのは、一つの姿勢で長くいないことです。
詳細回答
実践しやすい三つだけおすすめします。第一に、ドア枠に腕を当てて一歩前に出て胸の前を20秒伸ばします。第二に、椅子に座って両手を後頭部に当て、背中を軽く後ろへ反らして背中の上部を伸ばします。第三に、鼻からゆっくり吸って肋骨が横へ広がる感覚を作り、口から長く吐きます。
いずれも痛みが出ない範囲までにします。伸ばすときにピリッとしたり翌日まで痛みが残る場合は範囲を狭めてください。そしてアラームを設定して1時間に一度立ち上がることが、どんなストレッチよりも効果的です。姿勢が崩れる前に区切ることが要点です。
漢方クリニックの観点
診療室では患者さんの働く環境に合わせて、実際にできる動作だけを選んでご案内します。種類を増やすより、一日に何回実際に行ったかが結果を分けます。鍼治療で硬い部位を先にゆるめておくと同じストレッチもずっと楽にできるので、治療と一緒に進めることをおすすめします。
